鼻涙管の模式図
少し前から常に涙目で涙が左目に溜まってつたい落ちるという症状で治療にご来院されている方がおられます。
すでに眼科で左の鼻涙管が閉そく(塞がっている)、涙が鼻のほうへ流れていかないと診られていて、悪化完治しない場合は手術も示唆されたようです。ご本人は手術はまではね~。といった感じです。
そもそもそうなった原因は数か月前のヘルペス発症、点眼剤、ほかストレス...と因果関係は明確にはできませんが、治療のヒントとなる要因も多いのです。
鼻涙管といっても目頭部(二本ある)~鼻柱部と縦長です。それでもみると初回来院時は左側の鼻筋はやや膨隆がみられます。
また前頚部や上胸部には硬結が多く、押圧すると関連痛が上肢に走ります。
治療としては鼻局所への血流改善治療、頭部、頚部、背部などへの血流改善、緊張改善の治療などになります。
1回目の治療2日後くらいから鼻に水が流れている感じがあって涙目も和らいだとのことです。
まだ治療継続中で、あまり詳細には書けませんが、そこそこ刺激量も多い治療かもしれません。鍼も灸(もぐさ)も使用しています。
開業当初にご来院いただき、その後も時折ご来院くださるお客様で基本お元気ですが、やはりいろいろ悩む、思い煩うことはあります。そういった影響が身体を調子を崩してしまいます。
100万円たからくじで当たってもストレスにはなりますからね。
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