ストレス反応は生存の証拠ではある

 

現代社会はストレス社会と言われています。ストレスに対して心身はバランスをとろうとしています。

そもそもストレス学説によればストレスを受けた生体は、必ず3つの様相の反応を示すといわれ、3つの様相は

 

①副腎皮質の肥大

②胸腺・リンパ系の萎縮

③胃・十二指腸の潰瘍 とされております。

特に①はその名の通り副腎皮質ホルモンの発出するところであり、ストレスがかかるたびに副腎皮質ホルモンがストレスに対して血糖値を上げたり、心拍数を上げたりします。要するにストレス→身体は戦闘モードということです。

 

一説では副腎に作用が求められすぎた結果こういった機能が落ち「集中力低下」「疲労ぎみ」「やる気がおきない」「不眠過眠」などの症状が出現するともいわれています。無論、身体はブラックボックスです。実際何が起きているかわからないですけれども・・・。

 

またマラソンも安定した血糖値と心拍数の増加が一つの鍵ではあります。42.195㎞となれば副腎にもそれなりの負荷はかかっています。筋肉や関節だけでなく内臓にも目をむけることが良コンディション維持には欠かせません。

副腎だけ治療するなんてことはできませんので、下半身~全身血流循環を整えつつ、局所第12肋骨付近の点にお灸を多めにするといった手法をとります。