【ランニングにおけるトレーニング原則(リライズRP篇)】
マラソントレーニングの原理原則①からの続きです。①では
①「ぺース(スピード)に慣れる」
②「距離(時間)に慣れる」をベースに
③「身体主観的にきつくないか」
④「一部の筋肉、関節に過度な負担になっていないか(痛み)」
という点に掘り下げる重要性を記しました。
上記①「ペースに慣れる」と②「距離に慣れる」をベースにして
もしフルマラソンをサブ4で走りたければ毎回のトレーニングで42㎞を3時間59分で走るトレーニングをすればよいわけですが、無論そのようなことはできません。③④の問題リスク特に④リスクがあがるからです。
<毎回レースでレベルの向上(タイム更新)があればいいのだが。。。>
そこで42㎞・3時間59分ということを分割化、並列化、凝縮化、平坦化、段階化させてメニューを組むわけです。もちろん個々の身体的特徴や遺伝的要因によってもメニュー構造が変わってくることがあります。
いいかえれれば「自己流」でいいのです。しかし自己流で気を付けなればいけないのは「負荷を上げ切れていない」ことがあることです。目的や目標によって負荷を明確に見据えなくてもよいのですが、もし目標があるのならば負荷の値を明確にしておきたいものです。
「的確な段階的負荷を」~
レース以外でどこで速くなったと感じるか?当然それはトレーニングしかありません。
具体的には「同じペース(タイム)で走っていても身体が楽」さらには「1000レぺのタイム向上」
などがわかりやすいでしょう。ですから年単位である程度同じ内容(距離設定タイム)のトレーニングをすべきです。
そこでレベルアップを感じたのなら、負荷(設定タイム)をまた少し上げる(繰返し)だけです。
レースは水物です。毎回Best更新は難しいですが、スタートラインについた時に「ここまでやるだけやった」と思えれば、価値のあるものになるでしょう。
まとめ(以下の点を主題において日々トレーニングをする)
①「ぺース(スピード)のトレーニングなのか」
②「距離(時間)のトレーニングなのか」・・・または①②の要素がどれくらいなのか
③「身体主観的にきつくないか」
④「一部の筋肉、関節に過度な負担になっていないか(痛み)」
⑤「現在は負荷は適正なのか(軽すぎる、重すぎる)」
数値的な参考としては
「ジャック・ダニエルズのランニングフォーミュラ」が大いに役に立ちます。
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