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『飛騨高山ウルトラマラソン2024より』

前日は夕方に定宿・吉野屋さん(古い町並みのコース上)に到着。
この日は宿泊客はほぼランナーだそうです。
早めに温泉に入り、20時に就寝するも浅い眠りで当日午前2時に目が覚める。
おにぎり、パン、ジェルを身体へ流しこみ、宿を発つ。
その際吉野屋さんのおかあさんも朝早くから起きていて(寝てないのかな)、ランナーを送り出してくれます。

 

午前3時、薄暗いの町並みを1㎞kほど歩いて高山駅、スムースにシャトルバスにのり、会場へ。

会場ではお客様数名とお会いできました。本当は十数名いたと思いますが、わかりませんでした。

なんせ3000人近いですからね。

 

お客様と歓談している間にStart!

しかし、どことなく体は重い、早朝でまだ身体が起きていない、これからよくなるかなと思いつつ古い町並みへ向けてGO。

 


レース振り返り

10㎞くらいから腸の調子が悪く膨満感を感じる。

14㎞くらいで早くもトイレ。

 

 その後も固形物を摂ると膨満感→トイレへ。

 

一時的なものと思ったが30㎞でも立て続く。

それでも40㎞コース最頂点までは概ね走る。

 

しかし、排便が多いということは脱水症状にも繋がるので動きが悪い。

例年40㎞付近では、走っていて「心地よさ」を感じるのだが、それがない・・・。

 

50㎞手前で足指の違和感(摩擦感)を感じたため、ワセリンを塗布。


50㎞~60㎞丹生川支所でまたトイレ、家族の応援もあり、元気にはなるが千光寺は全歩き、とても走る気はなし、例年は少しは走るけれど・・・・・。

千光寺登頂後はまたしてもトイレ。

 

70㎞過ぎたところで左小指のマメをつぶす→激痛だが、着地や股関節の動きをコントロールしてなんとか痛みを回避。


固形物を摂る→トイレという悪循環を払拭するため、70㎞以降は固形物を摂るのをやめる。結果トイレロスもなくなるが心身疲労のピーク。マメの痛みもあり、絶望感、不安感が募る。

 

90㎞~ラスボスを越えると間違いなくタイムも読めてくるし、コースもフラット、残りも少なくなると気持ちも自然と楽になり、身体も動き、歩くこともなくFINISH。

 

寿命は3日ほど縮んだが、それ以上の

           1回目~7回目のメダル→今回のゴール

  完走後は奥さんの運転でホテルへ向かい、風呂に入ってスッキリした後

1週間ぶりの美酒で家族と乾杯をいたしました。

今回は全般調子が悪かったので、より家族の途中の応援で気持ちが楽になりました。ありがとう!

 

そして、エイド給水ボランティア、走路スタッフ、運営スタッフ、コース付近の住民の方々、私設エイドの方々、ご一緒したランナーの皆様ありがとうございました。

 

これで8回完走、とりあえず10回は目指します。

 

第1回・no entry
第2回・13時間30分
第3回・13時間12分
第4回・13時間07分
第5回・12時間13分
第6回・11時間53分
第7回・11時間45分

第8回・13時間45分

第9回・コロナ中止

第10、11回 no entry

 

第12回12時間49分←2024NEW

 

傍から見れば100㎞なんて狂気の沙汰ではある。もはや健康的とは言えないであろう。

間違いなく3日ほど寿命は縮んだと思うけれど、1年分くらいの哲学的極致にはなったと思う。